裁判傍聴から人生を学ぶココロノトモのブログ

傍聴した裁判から学んだ事、考えた事をまとめています

ジモティー0円出品で気付いた人間の行動パターン

ジモティーという無料掲示板がある。

 

jmty.jp

 

今回家具の処分をしたかったので、ジモティーで0円出品をすることにした。

組み立て式の家具だったので解体して引き渡しをしようと、まずは解体前に写真を撮り、解体しながらジモティーへの出品作業も行った。

 

出品数分ですぐに欲しいとメッセージが届く。次々をメッセージが届き最終的には10人ほどからメッセージを受け取ることになった。

 

なんと解体完了前に、翌々日の引き取り予定まで決定。

 

0円の威力に驚いたが、出品に集まる人の人間の欲の渦をじっと観察したところ出品者へのアピールは3つのパターンがあった。

 

■1.シングル・無職などかわいそうアピールをして出品者にその商品をくださいとアピール。

■2.めちゃくちゃその商品欲しいです!と長文アピール。

■3.お金を払う(といっても300円など少額)と提案して自分にくださいとアピール。

 

何とかトクをしたいという人間の欲望を垣間見ることが出来て興味深かった。

 

その翌日、引き取りを約束した一番手の方から、忙しくなったなどなんとも奥歯にものが挟まったような日程の断り文句が届き音信不通に・・・。

最終的にはパターン2.の商品欲しいアピール長文の方に差し上げることになり、無事引き渡し。その際に、ちょっとしたお茶と家庭菜園で取れたと思われるニンジン2本をいただいた。

 

他にも0円出品をした時にお菓子をもらったなどの話も聞いたことがあるので、ジモティーの0円出品には、自然発生的に何かちょっとしたものをお礼する文化があるのかもしれない。

これは、0円で受け取るバランスを取ろうとする返報性の原理かもしれないし、もっと分かりやすいアピール「私に良い評価を付けてね、今後も他の0円商品をどんどんもらいたいので」なのかもしれない。

 

また、その後ジモティー0円出品について調べていたところ、出品者側からすると迷惑な話だが、まずはそれほど欲しくなくても商品をおさえておき、途中でいらなくなったり面倒になったりしたらキャンセルすればよいと考える人もいるようだった。

 

0円商品を出品することでなんとかトクをしたい人間の欲望を垣間見ることが出来た。