裁判傍聴から人生を学ぶココロノトモのブログ

傍聴した裁判から学んだ事、考えた事をまとめています

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

表現豊かで声が大きい被害者の訴えを聞いて普段感じない違和感を感じたこと

被害者参加制度という制度がある。 刑事訴訟に犯罪被害者や委託を受けた弁護士が参加する制度のことだが、参加をすると、被害者が書面や口頭で直接裁判官に訴えることができるという制度だ。 ニュースで日々様々な事件が起こっていて、それなりに被害者の立…

どれだけ謝罪をされても怒りが収まらない理由

裁判でよく出てくるワード「謝罪文」 被告人が被害者に送るものだが、そもそも受け取ってもらえないことも多い。 被害者と加害者が全く面識がない場合もあり、少しでもこんなひどいことをする理由や背景、謝罪を期待して、複雑な気持ちをかかえながら被害者…

小学校の先生が6才女児生徒にわいせつ(量刑記録)

【罪名】強制わいせつ 【判決】懲役2年6月、4年執行猶予 小学校の先生が、6才女児生徒にわざと水をかけ、世話をすることを装い、パンツを脱がせ陰部を直接さわる。 教師を懲戒免職されており、退職金も受け取りなし、妻とは離婚せず心臓病の長女の看病が必要…

下着泥棒(量刑記録)

【罪名】窃盗 【判決】懲役1年6月(執行猶予3年) マンション2階のベランダによじ登り、下着8枚を窃盗。 30年前に同様前科有。

知的障害者の性犯罪

先日、性犯罪被告が知的障害者について、以下のツイートをした。 知的障害者への性教育ってどうなっているのだろう。知的障害者の性犯罪を傍聴したのだけれど、彼は30歳を越えて自慰行為自体の存在も知らず、友人から借りたレイプもののDVDで性行為=レイプと…

なぜそんな事件を気軽に手伝ってしまうのか?

事件は単独の場合と、複数人で行う場合がある。 複数人で行う場合でも、それぞれの関係性が独立している場合もあるが、主犯格がいて他の共犯者を意のままに操るという場合もある。 多くの事件で主犯格になる被告人は特に、共犯者として片棒を担がせたり、被…