【罪名】詐欺
【求刑】3年
44歳、男。家族は、妻と子供が5人（上は高校生から下は0歳）。
自己破産し、妻も仕事を辞めたため生活保護を申請。
その後、収入は安定してきたが、もらえるものであればもらっておきたいと収入を申告せず。
自営の塗装業では2年で1502万円稼いでおり、役所に申告していない銀行口座を使用して管理していたが、生活保護の担当者が変更になったことで不正が発覚した。
所有していないと申告していたにもかかわらず、車も所有していた。自動車事故の際、示談金で23万円の収入もあったが、当然これも申告せず。
医療費・保護費などトータルで713万円を不正受給。
受給金額＋内装業の仕事で2年で2200万円を超える収入だが、不正受給713万円のうち現状11万円のみ返金。家族に借金するも不正受給金額が高額のため、返金の目途がたっていない。
市役所担当者も過去最大級の不正受給とのコメント有。裁判長からも「悪質、反省してください」とのお言葉。
