裁判傍聴から人生を学ぶココロノトモのブログ

傍聴した裁判から学んだ事、考えた事をまとめています

なぜ裁判傍聴をしているのか

基本、実際に裁判所に行かないと当日どんな裁判が行われているか分からないし、傍聴しても、それは基本的には何日もに分かれる裁判の一部でしかないので、結局よく分からないことも多い。

 

裁判は手続きなので、そこでは手続きが粛々と行われているだけとも言える。その膨大な手続きの中に何か発見があるかもしれない、それくらいの川底の砂から砂金を見つけるくらいのイメージだ。

 

私から見る世界は、人間は愚かで自分勝手で非合理で残酷だ。なのにみんな自分は素晴らしい、そして良い人でいたいと思っている。しかもそれを他人に認めてほしいと。

 

だから人間の本質は、ふと漏れているところからしか、しかもよく目を凝らさないと見えない。

 

私は、人間の本質が見たい。こうありたいという理想を追いかけている人達だけで構成されている社会は本当の世界ではないし、あまり生きている心地がしない。