外国人の犯罪はしょっちゅうあるので、当然外国人の証人も特段珍しいことではない。
ただ、今回の証人はエリートのオーラが・・・。
なんとFBI特別捜査官!
FBI捜査官なんて映画の世界の人か、現実世界にいる人としてのイメージがなく、まさかこんな場所で生のFBI捜査官にお目にかかるとは思っていなかった。40代と思われるビシっとスーツを着こなすスマートな男性。映画で見るFBI捜査官のイメージ通りで期待を裏切らなかった。
事件の内容は、アメリカでの詐欺事件の資金洗浄疑いで、関わりのあるアメリカの会社に対して事情聴取をしたのがFBI捜査官ということで、今回証言をすることになったようだ。
FBI捜査官に証人出廷してもらうために、相当色々な人が動いたと思われるが、証言内容は事情聴取をした時の様子についてだった。
一つ勉強になったことは、アメリカで合衆国法典第18巻第1001条という政府に虚偽を述べることを禁止した法律があるということ。
FBI捜査官は事件に関連して聴取した会社担当者には「真実を述べるように」と説明をしているので聴取内容は真実に基づいていると証言。
証言の内容は特筆すべきことはなく期待はずれだったが、証人がFBI捜査官という公判を傍聴出来たことは貴重な経験だった。