私はまつ毛エクステンションあまり好きではないので、時々まつ毛パーマをかけている。
通っていたエステのまつ毛パーマ料金がここ1年くらいで3回も値上げしたので、「値上げしすぎ!もうセルフでやってみよう!」とセルフまつ毛パーマキットを通販で探してみた。
数年前に探してみた時はたくさん販売していたのに、楽天で見てみると、極端に取り扱い店が少なく、しかもまつ毛パーマキットなのに肝心の「まつ毛パーマ液は入っていません」の注意書き。
その店でまつ毛パーマ液だけ別売りなのか、探してみたけれどやはり売っていない。明らかに違和感がある販売方法・・・。
そこに何だか臭いを感じ、色々調べてみたところ、この記事にたどり着いた。
医薬部外品に必要な国の許可を得ずに、パーマ液などを販売した容疑で販売者が2019年の6月24日に逮捕されたようだ。
以下の国民生活センターの発表は平成16年(2004年)だし、以前からまつ毛パーマ自体問題があることを指摘されていたが、今回の販売者逮捕で、いよいよまつ毛パーマを今まで通りのパーマ液の仕入れではできなくなり、別ルートでの仕入れ値も高騰、また何度も値上げすることでまつ毛パーマのメニュー自体をフェードアウトさせる作戦なのかも・・・という推測が出来た。
<国民生活センター発表のまつ毛エクステ調査内容>
いずれにしても、度重なる値上げの真相が思わぬ形でおおかたの予想がついたのは、スッキリしてよかった。
でも、美容業界って闇が深いなぁと思ったのは、Amazonでは、「まつ毛エクステ用のまつ毛パーマです」とうたってまつ毛パーマ液を販売している店があったこと!
口コミで、あきらかに購入者は自まつ毛に使っているのも分かっているけど、販売者はあくまで「地まつ毛でなくエクステ用のまつ毛パーマ液です」とうたっているので言い逃れできるというテイ。
楽天では厳しく統制していて、Amazonではそのあたりが緩いのは簡単に推測できる。法律なんていたちごっこだよね、という例を思わぬ形で観測できた出来事だった。