裁判傍聴から人生を学ぶココロノトモのブログ

傍聴した裁判から学んだ事、考えた事をまとめています

学び

性犯罪被害者が低年齢化している問題

裁判傍聴して最初に驚き、これからも増々被害が深刻化していく問題の一つとして、性犯罪の被害者の低年齢化がある。 登下校中を狙って面識のない小学生が被害者になってしまうパターンもあるが、もっと深刻なのは知っている大人(親、兄弟、先生、学校関係職…

拘置所差し入れで買える物リストから考える

木嶋佳苗の拘置所日記に、拘置所差し入れで買える 自弁物品購入価格表が掲載されていた。 普段なかなかお目にかかれないリストなので、どんな物が購入できるようになっているのか興味深かった。 まず、日用品部門のリストではシャツや下着、文房具等は予想通…

ナカイの窓×法廷で裁判特集

ナカイの窓で5/3「ナカイの窓×法廷」が放送された。 法廷ゲストは以下の通り。 菊地幸夫(弁護士) 清原博(元裁判官・国際弁護士) 若狭勝(元検事・弁護士) 榎本よしたか(法廷画家) 阿曽ちゃん(傍聴マニア) 阿曽ちゃんの実際にあった裁判のおもしろネタの披露や…

人の話の受け止め方、言葉の受け止め方

裁判を傍聴していると、被告人、関係者の証言を聞く機会が多い。自分は事件の当事者ではないので第三者として客観的な立場から聞くことが出来る。刑事事件は99%有罪と言われており、どうしても被告人を悪者として見てしまうフィルターはあると思うが、被告人…

間違えて盗んでしまった子供のパンツ

今回傍聴したのは、下着泥棒を辞められない被告の裁判。 前科3犯の被告で、なんと14年前に下着泥棒を行った同じ家で再度の犯行をしている。 下着を盗りたいと近所をウロウロしていたところ、14年前に盗んだ家の前を通り、以前も成功したし、ここなら盗れそう…

被告人から聞く犯行の理由から分かる人間の本質

裁判では犯行を認めていれば、今後更生するために 犯行の原因と対策をどうするかという話に及ぶ。 例えば、わいせつ事件の被告人質問の例。 検察官:なぜ今回このような事件を起こしてしまったのですか? 被告人:仕事で嫌なことが重なり、ストレスが溜まっ…

犯罪被害者、その家族について想いをはせること

全国犯罪被害者の会「あすの会」が今年の6月に解散する。 2000年に犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立を目指して設立されたのだが、一定の目標が達成されたこと、会員の高齢化などの理由で解散が決まったそうだ。 今、私達はマスコミの影響もあると思うが…

性犯罪被害者の年齢

性犯罪事件の被害者について、被害者特定事項の秘匿といって被害者の氏名等特定出来てしまう事項については公開しない措置が通常とられる。 そんな中、なぜか被害者の年齢はだいたい分かることが多い。多くは10代、20代の被害者だが、過去に50代、60代の女性…