ココロノトモのブログ

傍聴した裁判から学んだ事、考えた事をまとめています

痴漢の間違った問題解決方法

捕まったことによって、痴漢が治った人はいるのだろうか。

傍聴すればするほど、痴漢は治せるものではない、痴漢をやめさせることが出来る方法はないという確信が高まっていく。

今回傍聴した被告は前回服役もしており、今回5回目。

今回父親が情状証人として出廷。
過去の裁判時と異なるサポートをすることを裁判長にアピールしなければならないが今までと今回のサポートの違いは、「医療のサポートを受けさせること」と証言。

もう5回目なのに、今のタイミングでようやく「医療とつなげる」の証言。

1-3回目までは出所後、地元の大阪、親の監視の元だったが4回目は被告が大学で過ごした名古屋に住まわせることに再起をかけたとの父親談。理由は、被告が大学で名古屋に住んでいた時は痴漢の問題行動がなかったから、名古屋に住ませることで、痴漢をしないことに繋がるのではないかと思ったそう。しかも息子に父親が、名古屋にマンションの一室を購入している。

被告は新卒で金融関係の会社に就職したということだったし、父親も息子にマンションの一室を買い与えられるほど、世間一般で言えばきちんとした人間に分類されるだろう。
にもかかわらず、第三者から見れば、全く電車もないような地域ならともかく、名古屋に住むことが痴漢しないことにつながると考えること自体、そんなバカなと思うが、悩んで出した解決方法だったのか・・・。

父親は、名古屋に住まわせておくことは出来ないので、息子は大阪に戻すと言っていたが、親子で今までのループを抜け出しすためにも痴漢は治らないことを前提にして、痴漢をしたくても出来ない環境に置くなど別の問題解決の方法で何とか更生してほしいと思う。