裁判傍聴から人生を学ぶココロノトモのブログ

傍聴した裁判から学んだ事、考えた事をまとめています

裸で交わされていた後期高齢者同士のマウンティング

先日、昭和レトロの銭湯に行った。

 

脱衣場で雑談しているのは、ほぼばあさんでそれぞれ顔見知りの様子。

 

婆A「もう今年75。後期高齢者だわ」

 

婆B「病院に払うお金安くなるからいいね」

 

婆C「(婆Bへ)あんたも安くなってるの?」

 

婆B「私はまだよ(ちょっとムッとする)」

 

ほぉ... 年齢マウンティングね。

世にいろいろな年齢マウンティングがあると思うが、

病院代の自己負担割合からの年齢マウンティングが交わされているのを

目の前で見た。

 

今度は別のばあさんが参入。

婆D「私、健康保険の負担が高くて」

と健康保険料の支払い額について話をしだす。

 

婆ABC「あんたはいっぱい稼いでるからな」

 

婆D「でも、本当にいっぱい取られて大変なのよ」

 

どうやら、後期高齢者でも婆Dはたくさん稼いでいるらしい。

病院代の自己負担額以外にも後期高齢者でも私は保険料たくさん払っているマウンティングか。

 

銭湯の脱衣場での会話なので、みなさんほぼ裸か下着姿だったが、確かに婆Dはワコールの上下高級下着を着けていた。

 

昭和レトロ銭湯の脱衣場で見るばあさんは、肌に優しそうなゴムがゆるゆるのズロース?っていうのかな、そういう下着をはいている人が多い中、婆Dは下着だけでも稼いでいるオーラが出ていた。

 

いくつになっても、どういう状況でも色々な角度からのマウンティングが存在するんだなぁと今は見えない老後の世界を垣間見た。